痛みを取り除くツボ-寝違え
つらい「寝違え」を治すツボ-「落枕」(らくちん)
枕から落ちたときに痛めるから「寝違え」という覚えやすい名前のツボです。
寝ている間に無意識に筋肉が緊張したり無理な姿勢でひねったりして起こるのが寝違えです。
入浴中にツボを押すとさらに効果的です。
落枕は、寝違えだけでなく、首のこり全般に効き目を発揮しますので、覚えておくと便利です。
▼ツボの位置:
手の甲、人指しゆびと中指のあいだの骨の交差するところがツボ。反応が強い方を押します。
見つけ方は人指しゆびと中指の間を反対側のゆびで、手首に向かってなぞり、指の止まったところが、落枕(らくちん)です。そのあたりを押してみて一番痛みの強いところを押してみましょう。
▼押し方:
痛みを感じる手と反対側の手の親指の先をツボに当てほかの4本を、手の平側に当てて支え、3.7.3と数えながら親指の先をツボに押し込むような気持ちで指圧しましょう。
※通常圧法
※通常圧法
1) 1、2、3 と数えながら、圧を加えます。
2) 1、2、3、4、5、6、7 と数えるあいだ深く押し続けます。
3) 1、2、3 と数える間に、力を抜き指は皮膚から離しません。
3、7、3 を3〜5分間くり返します。
押し方の種類
※緩圧法:「いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ」と数えながら圧を加えていき、「1、2、3、4、5、6、7」と数える間、深く押し続ける状態を保ち、「いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ」と数えながらゆっくり圧力をゆるめます。このとき指は皮膚から離しません。
※断続圧法:気や血液を散らす方法で。「いち、にぃ」と数える間、浅く圧をかけます。
一定の強度に達したら1、2、3、4、5と数える間、圧をかけ続け「いち、にぃ」と数えながらすっと指を皮膚から放して圧を抜きます。
※通常圧法:「いち、にぃ、さん」と数えながら圧を加えていき、「1、2、3、4、5、6、7 」と数える間、深く押し続ける状態を保ち、「いち、にぃ、さん」と数えながらゆっくり圧力をゆるめます。このとき指は皮膚から離しません。