こころのリラクゼーション-不安感・低血圧
不安感/低血圧/疲れやすい/だるい/不眠/動悸など「太白」自律神経を鎮めるツボ
低血圧のために血液循環が滞るため、疲れやすい、不安感、だるい、不眠、動悸、息切れ、食欲不振、便秘、下痢など、さまざまな不調を感じます。
太白を刺激すると血圧が正常にコントロールされ、症状が改善されます。
●太白(たいはく)/
▼ツボの位置:
足の第1指の付け根の大きな関節の後方くぼみが太白のツボです。
▼押し方:
刺激する側と反対の手の人差し指の腹で、つま先からかかとの方向へ息を吐きながらゆっくりとこすります。
朝晩3回ほど繰り返すのを習慣にしましょう。
◎「動悸息切れを抑えるツボ」・「原因がわからないツボ」も参考にしてください。
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不安、落ち込み、神経のたかぶりを抑え動悸・息切れを緩和するツボ
自律神経を安定させる ●郄門(げきもん) ●間使(かんし)
日々の生活のなかで頑張らなくてはいけないと感じる時期に遭遇することもあるでしょう。
そんなときは疲労やストレスが重なりがちです。強い不安感にはまれに心臓疾患を疑うこともありますが、普通は疲れによる自律神経(血管や内臓の働きを調整する神経)のバランスが乱れている場合が多いのです。
神経が高ぶると理由なく不安に襲われ、息がつまるような胸苦しさを感じ、何度も深呼吸を繰り返したりします。
そのようなときは「郄門(げきもん)」というツボを押して、自律神経を安定させましょう。
このツボは精神状態を安定させ動悸、息切れ、息苦しさといった症状をやわらげて、不安や落ち込みの解消に役立ちます。
前腕のツボを押す前に、足裏のツボ、神経の働きを整える甲状腺、太陽神経叢のゾーンを押してから指圧するとさらに効果的です。
ホルモンバランスの乱れは精神を動揺させ不安や落ち込みを招きます。ホルモン分泌や神経に関わる足裏ゾーンを刺激して気分を安定させましょう。
▼ツボの位置:
腕の内側(手の平側)にある郄門・間使は両腕にあります。
▼押し方:
反対側の手で親指の腹をツボに当て5.7.5と数えながら(※緩圧法)、片側3〜5分間、繰り返し押します。休みながら左右のツボを刺激しましょう。
自律神経の乱れは、首の後ろを温めると改善する
自律神経が集中する首の後ろを冷やすと自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなります。特に季節の変わり目など、夏から秋へ寒暖差が激しい季節は注意するよう心がけましょう。
春先に体調をくずしやすい方は暑いからと、つい薄着になって首や肩周りを冷やすことが原因ということが多いのです。
夏の冷房対策には首周りを保護するスカーフやネックウォーマーで防備し、首の後ろを冷やさない心がけが必要です。
※緩圧法
1) 1、2、3、4、5と数えながら、圧を加えます。
2) 1、2、3、4、5、6、7 と数えるあいだ深く押し続けます。
3) 1、2、3、4、5 と数える間に、力を抜き指は皮膚から離しません。
5、7、5 を3〜5分間くり返します。