つらい不快症状改善のツボ-吐き気

吐き気を抑えるツボ 「関衝(かんしょう)」

薬指の先を押して吐き気を抑える。

吐き気やおう吐は、暴飲暴食・ストレス・胃炎・肝臓への負担など、さまざまな原因から起こります。胃下垂や慢性胃炎の人に吐き気をうったえる人が多いようです。
とっさの吐き気を抑える即効ツボが「関衝(かんしょう)」です。

※「足の公孫」もよく効きます。

関衝(かんしょう)/

関衝(かんしょう)腕のツボ 吐き気を抑える

ツボの位置:
手の薬ゆびの小指側のツメの生え際がツボの位置です。薬ゆびを反対側の親指と人指しゆびではさみ、ツメのつけ根の方向へ沿っていくと、くぼんだところで止まります。そこがツボの位置です。両方の薬ゆびを刺激してみて、反応の強い方を押しましょう。

押し方:
反対側の親指と人指しゆびでツボのある指先をつまみ、人指しゆびで押します。外出先など、とっさの時は役に立ちます。

5-7-5と数えながら押し、深く押し続け、圧を弱める

※緩圧法
1)  1、2、3、4、5 と数えながら、圧を加えます。
2)  1、2、3、4、5、6、7 と数えるあいだ深く押し続けます。
3)  1、2、3、4、5 と数える間に、力を抜き指は皮膚から離しません。
5、7、5  を3〜5分間くり返します。

ツボがとりにくい、指でつまみにくい場合は、温熱療法で。
お線香の火を近づけて熱さを感じたら離す、を7~8回繰り返します。